内定辞退を防ぐ方法はあるのか?
内定辞退は採用活動を行う全ての企業において重要な課題です。学生が内定後に辞退をする理由にはどんなものがあるのか、また辞退防止のために有効な方法をお伝えします。
内定辞退をした学生の理由
下記は一部の学生から聞いた内定辞退の理由です。
・内定式に行った際に初めて人事担当者や役員以外を見て、あまりのギャップに驚いた。仲良くやっていける自信がなくなり、次の日に辞退をしました。
・A社内定承諾後に、たまたま他の会社B社から内定をもらった。それでも、承諾をしたA社に行こうと思っていたが、何度もB社の担当者が食事や会社見学に誘ってくれ、B社に惹かれるようになった。色々悩んだ末、内定を辞退しました。
・もともと早く就活をやめたかったので、とりあえず一番早く内定をもらった会社に承諾書を出し、就活をやめた。その後内定者研修に行った際に、自分の想像した仕事とのギャップを感じ、内定辞退して就活を再開することに決めた。
・公務員を諦め、就活をはじめ、内定をいただいた企業に就職しようと決めた。その後、そうしても公務員を諦めきれないという思いに気づき、1年間勉強をして再チャレンジすることに決めました。
・内定承諾後に親から猛反対をうけた。より安定した企業を選んだ方がいいのかなと考え直し、内定を辞退し、地方銀行に就職をすることに決めました。
内定辞退を防げる策はあるのか?
内定辞退を100%なくすことができる方法はないかもしれませんが、減らすことは可能です。実際に、内定辞退の対策として一部の企業が行っているものをご紹介します。
・内定者の親御さんにお手紙を書く。企業パンフレットを郵送する。
・学生を社内行事に呼び、多くの社員を紹介しておく。気が合いそうな社員をメンターにして、定期的に食事に行く。
・内定を出すまでに何度も面談を行う。
・内定前に会社の悪いところや、社会人としての責任など話にくい内容まで話してしまう。
・社内でインターンをしてもらう。
・今後のキャリアプランについて相談にのる。
このように、内定辞退対策をしている企業の多くは、相互の理解を深めることと、すべてをオープンしたうえで内定を出すことを意識していることがわかります。
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