中小企業が新卒を採用できる方法

ついに31日に2020年卒の学生の採用が解禁となりました。先日、テレビで今年の就職希望者のトレンドとして大手企業への就職希望者が増え、公務員志望者が減っているという調査結果が報道されていました。中小企業の定義に外れたものを「大手企業」とすると日本企業の約3割が大手企業ということになるのですが、東証一部上場企業を「大手企業」とするとその数は全体の1割にも満たないことになります。このように、ほとんどの企業が中小企業、ベンチャー企業となるわけですが、大手企業への志望者が増える中、中小企業が採用を継続して行うためにはどのような方法があるのでしょうか?

 

➀他社との差別化

全ての企業がその会社にしかない特徴を持って商品やサービスを持っていると思いますが、新卒採用においてその特徴を押し出すことはとても大切です。こんなことを言っても学生にはわからないと思って、話していないことはありませんか?実は伝え方を変えるだけで、そこが魅力に変わる可能性もあります。ホームページやナビサイトに掲載する写真やワードも、自社のカラーを全面に出したほうが学生の目にはとまりやすいです。

➁社風の統一

最近、多くの企業が採用フローの一環として懇親会などを設けています。その中で、社員、社長、役員、人事のそれぞれが全く違うように会社について話してしまうと、学生は混乱してしまいます。また、社内の人間関係や環境に疑問を持たれてしまう可能性もあります。もちろん、仕事内容や立場によって考えることは違うとは思いますが、採用担当者だけでも社内の声を把握しておくことで混乱を避けることができます。

 

③採用ツールの選択肢を知る

大手ナビサイトへの掲載が一般的な採用ツールとなっていますが、様々な選択肢を知って使い分けることで効率よく採用を行うことができます。例えば採用人数が少ない場合、スカウトサービスや紹介サービスなどで採用をしたほうが時間もお金もかからなくてすむかもしれません。また、最近では地域特化、スポーツ学生限定、理系学生限定など、登録学生の層を絞って運営している採用サービスもあります。

 

④ターゲットを思いきって絞る

応募人数を増やそうとして、ターゲットを絞らないとかえって採用が上手くいかないこともあります。どんな学生とマッチするかを考え、それに合わせて採用手段の選択や採用ページの作成を行うのをお勧めします。応募人数を増やすのではなく、マッチング度合いを強化することで、質の高い採用を実現することができます。

 

就サポでは、説明会への集客代行やインターンシッププログラムなど様々な手段で、新卒採用のお手伝いをすることができます。詳しくはぜひお気軽にお問い合わせください。

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