「Google for jobs」の日本進出により自社の採用ページがより有効な採用メディアに変わる

Google Japan の平成30年1月23日のブログで発表がありました。

アルバイト、転職、キャリアアップなど、仕事探しの理由は様々ですが、条件にあった求人情報を求めて、何時間もスクリーンとにらめっこをした経験は誰しもあるでしょう。本日より、Google しごと検索 の提供を開始します。この新機能は、ウェブ上の転職・求人情報サイトや企業の採用ページ等から求人情報を探して、検索結果に分かりやすく表示します

もともとアメリカでは求人に関する検索エンジンとして、indeedと共存しておりますが、この度、日本にもエリアが広がりました。これから採用活動を行う中で、この2つのツールの有効活用を考えていく必要があります。

Google for jobs(グーグルフォージョブズ)とは?

「Google For Jobs(以下、Googleと表現)」とは、2017年6月20日にアメリカでサービス開始後、現在、世界中にサービスの展開を広げている求人情報検索サービスで、今後は、日本でもindeed(インディード)に加えGoogleもネット上の求人情報をかき集めていきます。

例えば実際Googleでキーワード検索してみます。「広島 正社員」入力します。すると、下記のようにGoogleの検索画面に切り替わります。これまでなかったのが中段付近のブルーの求人と書いた帯とその枠です。いくつか現段階でわかっている特徴もここでご紹介していきます。

1.検索画面の求人の表示と掲載位置について

Googleの検索結果画面に表示される順番は、通常のスポンサー広告(リスティング広告)⇒自然検索(求人に関するワードで検索した場合、indeedや他求人メディアなどのその地域の有力情報)数段⇒枠内に数段Googleの求人情報⇒自然検索と表示順位がなっている。※2/20日現在

2.Googleに掲載する方法は?

indeedのような直接投稿型の求人投稿方法はありません。Googleに求人情報を掲載するためには、Googleが定めたサードパーティー(海外では、FacebookやGlassdoor、LinkedInなどの求人メディア)に求人情報を掲載することとなっており、また自社サイトの採用ページをGoogleに掲載される仕様に対応させて掲載させる方法があります。
つまりそのどちらかが Googleに求人情報を掲載する方法ということです。

Googleの仕様に対応したページにするためには、ウェブページに求人情報の構造化データを追加しなければなりません。

その際、下記の項目が必須項目です。

 Google掲載に向けた自社求人の仕様

・日付(雇用主が求人情報を投稿した最初の日付)
・求人の詳細な説明(職務、資格、スキル、業務時間、学歴に関する要件、経験に関する要件など)
・組織(会社名)
・場所(オフィスや作業現場など、従業員の職場となる特定の場所)
・職務の名称(簡潔で読みやすい名称を指定。「!」や「*」などの特殊文字を多用しないこと。)
・有効期限(求人情報に有効期限がある場合に必須)
その他、雇用形態や給与などは推奨項目になっています。

各社対応が進んでいます

大手求人メディアや自社求人サイトを持つ大手派遣会社などでは、既にGoogleへ求人掲載される仕様にサイトの改善を実施しているところもあるようです。現在、エンジャパンやパーソルなどの転職サイトやアルバイト求人サイトが Googleに連携すると報道されています。

ますます自社の採用メディアが必要な時代に

indeedとGoogleの活用を考える際、自社の求人をクローリング(読み込み)してもらう必要があります。アメリカではindeedのフォーマットに直接投稿されている求人はGoogleは読み込まず、できれば自社のホームページや採用ページを両方が読み込む仕様にして、自社の採用メディアをベースに考えていく必要があると言えるでしょう。

 

indeed・Google for jobsの運用は、ぜひ当社にご相談ください

各社の求人の最適化に向けて多くの運用実績があります

■お問合せ先|株式会社セイシン総研 TEL:092-717-5260
住所:福岡市中央区天神1-9-17 福岡天神フコク生命ビル5F

 

 

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