電気の無い生活を考えたことはありますか?
こんにちは。SEISIN建設事業グループです。
皆さん、生まれてきてから電気を一日中使わなかった日、ありますか?
おそらく99%の方は、NOと答える筈です。
スマホなのかPCなのかは分かりませんが、
今この記事を読んでくださっているあなたも、電気を使って読んでいただいてるはずです!
今回は、そんな生活に欠かすことのできない電気にまつわるお話をさせていただきたいと思います。
国内の発電の内、80%以上が火力発電
国内における発電方法はなんとなく聞いたことがあるかと思います。
・火力発電
・水力発電
・原子力発電
・太陽光発電…
様々な発電方法がありますが、日本に関しては80%以上が”火力”によって発電されています。
火力発電は、燃料をボイラーで燃やして、ボイラー内を流れる水を温めて高温・高圧の蒸気を作ります。その蒸気によってタービンを回転させることで、電気を作り出しています。
その後、蒸気を冷却することで水に戻すということです。
火力発電所が海沿いにあるのは、この蒸気を冷却するために多くの水(=冷却水)を使うからですね。
ではなぜ発電の大部分を火力で賄っているのでしょうか。
さまざまな発電方法があるにも関わらず、なぜ火力発電が最も多いのか。
先ほど説明させていただいた通り、火力発電は、燃料を燃やして水から蒸気を作ることで発電を行っています。
簡単に言うと、燃料と水があれば電気を作り続けられるということです。
太陽光発電や風力発電という自然エネルギーを利用した発電方法もありますが、天候によってはほとんど発電できないケースもあります。
また、夏の暑い時期や冬の寒い時期には冷暖房を使用する機会が多くなりますが、
春や秋は冷暖房をあまり使用しません。
このように、季節や時間によって電気の需要量が異なります。
需要量が多いのに発電量が少なかったり、逆に需要がないのに多くの発電を行ってしまうと、
需要と供給のバランスが崩れてしまいます。。。
火力発電のメリットとして最も大きいものは、
需要によって発電量を調整でき、かつ安定性があるという点にあります。
もちろん火力発電にも燃料を常に消費するなど、デメリットはあります。
ただメリットとデメリットを天秤にかけたときに最も発電効率が良いのが火力発電ということです。
さて、今回のpart1では日本の発電が火力中心であること、そしてその火力発電の仕組みを簡単に説明させていただきました。
part2では様々な発電方法の仕組みとそれぞれのメリット・デメリットをご説明させていただければと思います。
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